病院紹介

HOME > 病院紹介 > 患者さん・ご家族の声

患者さん・ご家族の声

笑顔のものがたり 感謝の手紙より

すべては、笑顔のためにー。

時にはご家族さえも諦めてしまう、
寝たきりの入院生活。
でも、私たちは諦めません。
起き上がって食事をし、話しをし、入浴ができる。
もう一度、
当たり前の生活をしていただけるようになることが、
私たちの目標です。
すべては、笑顔のためにー。
患者様やご家族様に笑顔が戻るその日まで、
私たちはともに前を向き続けます。


笑顔のものがたり 療養 感謝の手紙より

 当院が介護療養型の入院設備を持つ病院として歩み始めて、約二十年が経ちます。その間、多くの患者様やそのご家族様とともに 喜び、悲しみを感じさせていただきました。
 私たちは、長い人生を歩んでこられた患者様のごく一部の時間をお手伝いさせていただいたに過ぎませんが、 患者様やご家族様からは、入院生活を振り返って、たくさんの感謝の言葉をいただきました。
 その言葉に私たちは強く励まされています。

 多くの皆様にいただきました大切な言葉と私たちの取り組みを、ここに紹介させていただきます。

認知症の患者様(75歳)の奥様からの手紙

 寝たきりになってしまった夫が一時は口から食事がとれなくなり、どうなることかと案じましたが、先生方やスタッフの皆様の温かいご対応のお陰で、鼻の管も取れ、三食とも口で食べられるようになりましたこと、感謝の気持ちでいっぱいでございます。
 入院前は夫にどう接したらよいのか分からず、ただ「お助けください」とうろうろするばかりの歳月を過ごしておりました。貴院に入院させていただき、家族の対処の仕方で夫の病状が左右されることも少し分かってきました。貴院で温かく迎えていただき、また、温厚な先生方、看護師さんの細やかな気配り、明るいスタッフの皆様に支えていただき、誠にありがとうございます。

脳梗塞後遺症の患者様(88歳)のご家族様からの手紙

 先日は、義父の米寿のお祝いを催していただき、大変嬉しく思います。八十八歳、人生の節目のお祝いを家族でどのような形で行おうかと思っていた矢先に、貴院の好意により、お忙しい職務の合間に多数の職員の方々と米寿のお祝いができましたことを、一緒に同席致しました義母、身内一同、とても感激し、深く感謝しております。本当にありがとうございました。
 元気な頃は、旅行にダンス、カラオケと趣味が多彩で粋な義父でありましたが、ベッドの上での生活になりまして、毎日、先生方始め看護師さん、介護助手さん等がかけて下さる一声、一声に本人が安らかな気持ちになれ、励みになっていると思います。今後もご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

認知症の患者様(82歳)のご長女様からの手紙

 母のお見舞いに行くと、どの職員さんも明るく「こんにちは」と声をかけて下さいます。こちらに入院する前は、いくつか別 の病院に入院していましたが、こんなに感じのよい病院は初めてです。母の病状を思うとお見舞いに来ることは心が重くなりますが、皆さんに声をかけていただくだけで気分が明るくなれます。介護もとても行き届いていて、病院内は清潔でチリ一つ落ちていません。とても感じがよく感謝しています。これからもよろしくお願い致します。

療養中の患者様

療養中の患者様

 お写真のY様(81歳)は、入院当初帰宅願望が強く、介護も拒否の傾向、お食事も全量はお召し上がりになれませんでした。運動がお好きでいらしたので、リハビリを積極的に行ったところ、排泄はオムツからトイレへ、食事は全量完食、院内行事にも積極的に参加され、療養生活を楽しんでおられます。いつお声をかけても明るく、逆にスタッフのほうが励まされている、とても素敵なY様です。

笑顔のものがたり 終末期・お見送り 感謝の手紙より

認知症のお母様(90歳)を見送られたご長女様からの手紙

 認知症で寝たきりになってしまった母は、不安を訴え、大声を出して騒ぐことがたびたびありました。そんな母を受け入れて下さるのか、スタッフの方々はどう接してくださるのか、そもそも母はこの病院に慣れてくれるのか、大きな不安を抱えての入院でした。が、その不安はすぐに解消されました。母が騒いでいるときも、眠っているときも、そしてあの危篤に陥ったときも、スタッフの皆様は、優しく、時にユーモアたっぷりに力強く接して下さいました。その時々にかけて下さった言葉や振る舞いが嬉しく、今も私の胸にしっかりと残っております。
 一年近くの入院生活の間、私は母のベッドの隣に座り、お互いに甘え合い、子どもの頃のように最高に楽しい時間を過ごすことができました。亡くなる数時間前に私が届けたショートケーキを「おいしい!」と言って口に運んだ母が忘れられません。このような環境を与えてくださいまして、ありがとうございました。
 母を亡くして寂しくないと言えば嘘になりますが、その一方で90歳まで長生きしてくれた母を幸せな形で見送ることができ、大役を果たせた達成感にも似た満足感があることも事実です。臆病で痛がりの母と頼りない娘の私をしっかりと支えて下さいましたこと、心より感謝申し上げます。皆様のご親切に重ねて御礼を申し上げます。

 認知症の患者様は、大きな声を出されたり、介護を拒否なさったり、寂しさを訴えたりと周辺症状と呼ばれる症状が現わ れることがあります。そのような症状が有って入院されると、ご家族様は、病院に迷惑をかけるのではないか、迷惑をかけたら退院させられはしないかと、心配されます。
 しかし、私たちはそのような周辺症状がある認知症の患者様を迷惑だと思ったことは一度もありません。むしろ、周辺症状のために大変な介護をされ、入院してからも不安を抱えておられるご家族様の心中を思うと、もっと早く当院に入院していただきたかったと心から 思います。
 当院でお見送りまでさせていただきましたが、入院中、お母様とご長女様が楽しそうに笑顔を交わしている様子をたびたび拝見して、私たちもたくさんの笑顔をいただき、元気づけられました。

末期がんのご主人様(79歳)を見送られた奥様からの手紙

 その節は夫を手厚く見送っていただき、心より御礼申し上げます。夫は六〇代のときに前立腺がんを患って手術をし、その後も骨が弱く入退院を繰り返していました。そのうち腰椎にがんができ、再び治療のために入退院を繰り返しましたが、七九歳のときに、最期を迎えるために貴院に入院させていただきました。
 がんの最後は、痛み、苦しみがあると聞いておりましたので、大変恐れ、祈りに祈っておりました。が、先生方、看護師長さん、介護スタッフの皆さんのやさしい手当ての毎日を過ごし、痛み止め薬などのお陰もあって、とうとう苦しむことなく、スーッ と主の御手に引き上げられるように亡くなりましたことは、ありがたいことでした。
 夫は体が弱く、勤め人の頃には急病のために命を落としそうになったこともありました。やっとやっとの体力で真面目に一生を働いたのだと思うと可哀想でなりませんが、棺の中に美しい生花をたくさん入れて、せめてもの慰めといたしました。
 いつの間にか桜が咲き、昨年は車いすで公園に連れて行ってくださり、写真まで撮っていただきましたことを思い出します。入院中、夫は手のかかる病人でしたのに、心づくしの看護をしていただき、安らかに天に昇ることができました。お世話をいただきました方々に厚く御礼を申し上げます。

 当院でもがんを患って亡くなられる方をお見送りすることが増えてまいりました。
 末期のがんはときに苦痛を伴うことがありますが、私たちは患者様が苦しみを感じることなく、穏やかに過ごしていただくことに全力を傾けております。
 入院中、少しずつのリハビリでベッドから起きられ、車イスに乗っていただけるようになったことで桜を観ていただくことができ、私たちもとても嬉しく思っていました。お写真を撮らせていただいたときの笑顔を忘れることはできません。

▲ページTOPへ