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床ずれの治療

床ずれ/褥瘡(じょくそう)とは

長期にわたり同じ態勢で寝たきりになった場合など、ベッドとの接触部分の血行不全が起こり、周辺組織が壊死してしまうことをいいます。

要因

  1. 組織と着衣やベッドなどの間に起こる圧力・摩擦・ずれ力
  2. 加齢、低栄養(特に亜鉛不足)、麻痺など

当院での治療・ケア

患部の洗浄、外用薬の塗布による炎症除去

当院の患者様はオムツ使用の方が多いため、床ずれの位置によっては、傷口から感染を起こしたり治癒を遅らせてしまったりする可能性があります。その為、注意深く観察をしながら処置を行っております。

頻繁な体位交換

体位交換は2時間おきを目安として行なっております。また、減圧マットレスやクッションの利用、車いす乗車の促進によって上記の要因①を防いでいます。

リハビリテーション

拘縮の発生や進行は、床ずれを作る原因となります。リハビリによって拘縮を予防することで、床ずれの予防にも繋がってくるのです。

栄養管理

床ずれ治療において、前述のような局所の減圧やスキンケアなどは不可欠ですが、当院では栄養状態の改善も重要視しております。なかでも、亜鉛の欠乏が治癒を遅らせ、治療の大きな妨げとなることから、亜鉛のサプリメントを積極的に使用し、効果が出ております(新聞にも紹介されました)。亜鉛の不足は味覚障害の原因となり、体力低下や体重減少などに繋がります。それが、ますます床ずれを治癒しにくくさせてしまうのです。

もちろん、亜鉛を漫然と摂っていただくのではなく、患者様の栄養状態や体重などをきちんと把握し、さらに薬剤との相互作用も踏まえ床ずれ治癒に有効に働くような環境を整えることも大切です。一部の降圧剤や利尿薬、糖尿病治療薬などは亜鉛の吸収を阻害する作用を持っています。そのため、薬剤の摂取回数を減らしたり、服用する時刻をずらしたりといった工夫をしています。また、亜鉛吸収促進作用があるビタミンCやクエン酸を含む食品を多めに摂食することも効果的です。  

このように、患者様の床ずれケアに関して、職員が一丸となって治療と再発防止に努めております。そして、入院時に床ずれがあっても、当院にて徐々に改善していくというケースが多くなっているのです。

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